ドリちゃん&ランちゃん


ドリームランドの衛兵のキャラクター(横浜・奈良共通)
86年ごろキャラクターマーク強化の為、着ぐるみとして登場。
衛兵と音楽隊のパレードをはじめとした園内外のイベントに出演し、同時期にグッズの開発も始まった。
園内至るところに描かれる。閉園まで、マジックショーやパレードに出演。

閉園後ドリちゃん、ランちゃんの備品は奈良に送られ利用された
写真:ふしぎMAHO堂 夢の着ぐるみ王国


入り口入ってすぐのフォトスポットのベンチの人形も閉園後奈良へ移動した。
色は時代によって塗り替えられ、ドリちゃんは途中で丸ごと入れ替わっている(盗難?)


ドリちゃん

ドリームランドのシンボル的キャラクターである。
イラストは開園当初から存在。9月23日生まれ。(クリスマスと夏の間のイベント作りのため)
着ぐるみは2000年ごろにランちゃんとともにリニューアルされている。
イラストとの雰囲気はかなり異なり、一見同一人物との判断が難しい。


ランちゃん
ドリちゃんの妹。ドリちゃんよりだいぶ後に生まれ、84年後半誕生説が有力。誕生日は設定上存在しない。
茶髪と金髪青目バージョンのイラストが混在し、着ぐるみはドリちゃんより1年遅く、87年登場のようだ(調査中)。
晩年は金髪&緑色の目となっていた。

晩年のショーのドリちゃんランちゃんをはじめとしたキャラクターの
声は関係者の声優の卵を起用して録音、アフレコも園内で行われていた。


ドリちゃんの横にいる犬
開園時から存在。
ゴミ箱からお土産袋まで、横浜製のイラストには必ずと言っていいほど一緒に描かれている。
特に名前はなさそうである。

キャプテン潮風
潜水艦の艦長。キャラクターショーやパレードに出演。

イノちゃん
イノシシ。キャラクターショーやパレードに出演。

カバ山ゴリ男
ジャングル探検船の船長のカバ。奈良と共通キャラクター。

閉園時には横浜には存在していないようである。

その他パンダ、リス、うさぎのキャラクターなど。

誕生史、着ぐるみデザイン変更について※詳しくはこちら
元々ドリちゃんは、横浜ドリームランドが開園時、販促、宣伝用に作った衛兵のキャラクター。
作者は不明だが、著名な作家が手掛けているらしい。そのために様々なポーズのパターンが存在する。TDL誕生頃(84~85年の間と推測)に園内で考案されたランちゃんとともに「ドリちゃんランちゃん」いう正式名称になったと思われる。
着ぐるみは、86年秋頃(音楽隊とともにパレードをしていた衛兵が居なくなった変わり?)につくられて初登場した。ドリちゃんのデザインが元の絵とかなり異なり、目が帽子から見えているのは、子供たちにより親しみを持ってもらうための意図であるらしい。
80年代~90年代前半は特に活躍していたらしいが、
2000年にデザインリニューアルした後、それほど時間が経っていない間に閉園となった。ドリちゃんのみの登場イベント(リニューアル)は、奈良でも同時期に開催されたようだ。

閉園が決まった後にメディアや記録を残すために撮られた写真や映像だけが多く残り、(そして、おそらく園内にそこまでこの事について感心がある人がいなかったために)
実際に長い間園内で親しまれていた姿よりも有名になってしまった。
奈良のランちゃんは、横浜閉園後に更に別の容姿で登場したので、「さよなら横浜ドリームランド」のビデオに登場する金髪のランちゃんが使われていたのは、およそ1年半のみであると思われる。

TBS系ドラマ『天国に一番近い男』(1999年)より。他にも87年の夏祭のCMなどに出演。

ドリ&ランちゃんより前に活躍していたドリームオリジナルキャラクターのみなさん。
(東京周辺遊園地ガイド 86年)

また、1997~98年頃には、ワーナーブラザーズのキャラクターが
イメージキャラクターとして期間契約していたようだ。キャラクターワールド営業の関係かもしれない。
この期間、お土産ショップでもドリちゃん、ランちゃんとバックスバニーなどのキャラクター商品となっている。


首都圏遊園地&テーマパーク 1997

 98年以降は奈良同様にウルトラマン関連のイベントやグッズが導入されている。
その他園内に登場したキャラクターはアニメキャラクターショーなどを含め、
時代時代で多岐にわたる。(園内イベントページ参照)。
※画像資料が少なくてすみません。

奈良ドリームランドでの活躍

横浜閉園後も、「ドリームキッズ」としてドリちゃん、ランちゃんを
初めとしたオリジナル動物キャラクターらが奈良園内でショーを行っていた。
最終的には奈良の方がキャラクター数が多い。下記記述の「ドリームキッズの大冒険」も構成した筑濱プロダクションのデザインである。
ドリちゃん、ランちゃんは共通ではあるが、横浜の着ぐるみが引越ししたワケではない。ドリちゃんは2000年、ランちゃんは2001年登場。東西で体の構造が異なり、ランちゃんは全く別デザインとなった。衣装のレパートリーも多い。
2003年にはパレードカー(登場の際乗ってくるもの)、ドリちゃんの頭部変更→増産か。その他、
奈良のドリームガールズというショーのランちゃんは顔が横浜のドリちゃんに近いものであるなど、横浜と共通する部分もありつつ、色々と変化がある。
横浜のキャラクター着ぐるみは、閉園後小山ゆうえんちや奈良ドリームランドに移動し、
大学が来る前フリマ開場であった青空ひろばやドリームスポーツプラザなどのイベントに
ドリーム時代のイベントチームとともに登場していたようだ。パンダとイノシシはレンタルも?


2003年 奈良ドリームランド


2001年冬の開園グリーティング

90年代後半、奈良ドリームランド内にてロケをしていたドリームキッズの大冒険というローカル子供番組のドリちゃんランちゃんも存在した。(※こちらは上記「ドリームキッズ」とは全く別モノです)

 

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