外周列車

開園当初から1968年ごろまで運行していた園内をめぐる外周列車。
スポーツランド(西)側、おとぎの国(北)、冒険の国(東)側に駅が存在し、50人乗りで1.4キロを一周しており、70年頃ドリームハイツ建設で敷地が削られたことにより廃止された。敷地
奈良の外周列車は1067mmに対し、横浜の外周列車は軌間762mmのナローゲージである。


小田急だより 1964より。展望台の上を通過する外周列車。

展望台の上に差し掛かる外周列車の様子(毎日グラフ 1966)


公式園内マップより。見た目の都合上、実際の設置とは逆向きのようだ。
1994年頃にはすでに描かれていない。真ん中のMAPは90年頃までの使用。

先頭車両(SL)は少なくとも2編成存在し、70年の運営終了後、1編成は展望台の上の休憩スペースとして飾られ、もう1編成は70年代子供の国のさらに西奥側(園外の一般道をはさみ、音楽隊の楽堂の前から見える位置)に置かれていたのがFBの音楽隊OB様の当時の写真で確認できました。

ご協力:Akio Endo 様  1973年頃
1編成は下記のように横浜市内の保育園に現存しており、証言とタイミングから考えて、上記の後者(西奥側放置)のSLが幼稚園に渡ったものと推測しています。
※追記→写真の位置のSLは数年のうちにどこかへ行ってしまった様です。70年代後半に塗りなおしている現場を目撃した話があり、80年には展望台の上にあることから、真相は謎のまま・・・?

●園長先生談
25年くらい前に某鉄工所より譲り受けたとの事。(軽油のにおいがしていた)
ドリーム開園当初は緑色だったが、展望台設置時代は黒い。(78~9年ごろに塗り替えられていたという話も。)
滑り台を付けて遊具にし、トーマス色に青く塗っていた。その後黒く塗りなおした。

現在は遊具としては利用しておらず、子供が入れないように覆っている。
数年前、五大路子さんの訪問時から変わらない状態。今後何かをする予定もない様です。
当時、現在の外周列車については
こちらのブログが詳しい。

※撮影は2017年

コメント

タイトルとURLをコピーしました